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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 「加筆再構成」雪乃その恋。其の三
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「加筆再構成」雪乃その恋。其の三

第四章
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「高校に入ってもアルバイトはほどほどにして学業優先で行くんだよ」
「学費等の事は気にしなくて良いんだからね」

「はい、解かりました、母と相談して志望校を絞ります」

「うん、、とりあえず資料は預けるから良く考えてご覧、私のプランに
拘る事は無いからね」

一時間程の面接を終わり雪乃と照代は連れ立って学校を後にした。

家に戻った雪乃と照代は弟の健一を交えて、夜遅くまで話し合った。
経済的な事を考えれば公立高校から国立大学を狙うのがベストかも
知れないが、今の学校では成績優秀と言われていても、県レベル、
国レベレで果たして着いて行けるか、途中で挫折すの様な事は無いか、
等色々不安も有る。弟の進学もあり、少しでも働いて母の手助けを
したいと言う気持ちもある。

国公立と私立の間では入学金や授業料+寄付金などで
5倍から10倍の程の開きが有り、母子家庭ではとても私学は無理
だとする母親に対して、雪乃は、学力や資金で行き詰まり、
万が一医者に成れないとわかった時点で「看護士や薬剤師・助産婦」
等医学に関する道に進む場合も考えて、高野の示した二つ目のプラン
「私立医科大学系列の高校からストレートで行くコースで
市内に有る聖○○大学の付属高校に入り大学までの奨学金+公的資金の
貸付制度を受けるコース」が良いのではとの結論に達した。

選んだ聖○○大学はキリスト教会系の学校で、海外にも多くの
姉妹校があり、海外留学や過疎地への医者の派遣事業等も
積極的に遣っている。僻地医療を目指す学生には、別途の
資金援助の道も有るとパンフレッドに書かれて居る。
医療の現場で働きたいとの思いが強い雪乃には、寄り相応しい
選択だと、自身に納得させた。
 
第五章
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翌日早速、高野に家族での話し合いの結果を報告した。

「うん、そうか学問としての医学を志すならともかく、医療の現場で
働きたい、と言う雪乃の選択も正しいかも知れないな、是からの
日本は高齢化と過疎化が益々進むだろうから「医師不足」は
過疎地では深刻な問題に成るはず、大都会で働きたいと思う
若者が多い中で、敢えて過疎地の医療の最先端に飛び込んで
行こうと言う意気込みだけでも立派だよ」

「私は子供が好きです、そして働く母をずうーと見てきました、
私は手先が器用とは思いませんので外科は無理かも、
内科と小児科の医者に成って小さな子供や働くお母さん達の
健康に役立ちたいと思います」

「判った、其の考えを何時までも持ち続けていて欲しいと思うよ」
「もう直ぐ願書の受付も始まる、奨学金の事も有るからトップに
近い成績で合格する様に頑張れよ」

「其れと具体的な話をするけどな、奨学金が受けられるとしても、
其れは合格の時点ではなく入学してから数ヶ月後になるだろう。
受験料・入学金・征服や教材費・半年分の授業料等と、
合格した時点で用意しなければならない、100万単位の金が
必要に成るだろう、その辺の準備は大丈夫か」

「其れは母が、実家の祖父や姉妹達から借りてきてでも工面すると
言ってくれてます」

「なるほど、是は俺のお節介かも知れないけれど、200万位なら
家のかみさんに、へそくりが有るはず「マイホーム資金」を貯めているからな、
短期間ならその貯金を担保にして銀行から借りる事も出来る。
奨学金が下りたら返済して貰うという事で、当座の金は俺が用意して
上げるから、親戚などに借りるのは止しておきな、是から何が有るか
判らない、そんな時の最後の砦として親戚は有るものと思っておきな」

「雪乃は金の事は心配せずに勉強に励め、手を抜くなよ」
「合格発表の時は俺も付いていて、入学手続きは一緒に遣って
上げるからな」

父親の居ない雪乃にはまるで実父の様に何から何まで
世話を焼いて呉れる高野の好意に感謝せずには居られなかった。
父親を見るような尊敬の気持ちが何時しか「恋心」に変わり始めたのは
この時からであった。
  1. 純愛小説
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも10年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて今年の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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