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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 小説・大岡川ラブロマンス。其の十三
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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」

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小説・大岡川ラブロマンス。其の十三

◇パトロン下田の事
芸者秘話7-3
一頻りサツキの独演会に付き合って居る所に、
「アズサさん、下田様がお客様を、お連れに成ってお見えに成りましたよ」と、
ウェイターの通称ケンちゃんがアズサを呼びに来た。
これ幸いとアズサはチーママの和子と共に玄関口で下田一行を出迎えた。
客数は下田を含めて五人。接待するのはアズサ・ミドリ・サツキ・他に新人の
アカネとミユキの五名それに適時チーママが付き合う。

本日のショータイムはタレント十名によるハワイアンダンスショー。
本来ならばダンスの得意なリサが中心に成って構成されるのだが、
リサは湯河原から未だ帰って来て居なかった。

凡そ二時間半の酒宴は十時頃に終わり、下田は桜木町駅まで客を送って行った。
店を出る時に下田は、「料亭銀波で待ってるよ」とアズサに耳打ちした。

アズサは下田との約束が有るからと、店がカンバンに成る前に仕事を切り上げて、
料亭銀波の離れに行くと、「随分待たせるじゃぁないか」と既に着替えを終えた、
下田が、湯上りの後、独酌で呑んでいた。
「あら、これでも、早めに来た方よ」とピッタリと側に寄り添っうと、

「辛気臭いじゃないの、独りで・・・ねぇ、三味線でも弾きましょうか、
 あたしこんな替え歌を覚えたわ、ねぇ聞いて・・・テレビ“笑点”の林家菊翁の歌真似で、
    ここは私のおXXこです、 おXXこの上にはヘソがある、
    ヘソの上には乳がある、 お乳はおXXこのベルですよ、
    ベルを押せばすぐ響く、  響けばおXXこがかゆくなる。

「ねぇ、どう?、好い唄じゃない、少し品が無いけれど・・・・そのものズバリで、
 好い唄でしょう、ねぇ、しいさん、ベルを押す前にキスをしてェ、ねぇ、しいさん」
甘えながら男の胸の上に覆い被さる、不意を喰らった下田は後ろに倒れながら、
アズサの可愛い唇を吸う。、神経が糊の様に蕩けて行った。
一日の疲労がこの一瞬に煙のように飛んで行くのが下田には判った。 
   
「君は本当に無邪気なんだね、まるで子供じゃないか」
下田は二年程前から妻とは別居していたが、女がこれ程可愛いものとは今まで
一度も思ったことが無かった。良家のお嬢さんであった妻は、下田とは事毎に水と油であった。
下田が右と言えば左、左と言えば右、前と言えば後と言う具合に、夫婦生活三年の間に、
一度も意見が合った事が無かった。

我が侭一杯に育ったせいでもあろう、浪費癖の甚だしい事と、平気で家を外にして、
男友達を作っていた。「お前という女は、バンプ (bump)だ!」
時には寝室に男を連れ込んで、あられもない情痴に狂ってもいた。
妻は一種のサディストで、男を苦しめては
エクタシーを覚えると言う質であるらしく、そのサディスト振りも度を越していた。


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芸者秘話7-4
「ねぇ、切らせて・・・貴方を切らせて・・・」
妻は安全剃刀を手にすると、男の所、場所を構わず切りたがる、
それも薄く、スーッと筋を引くような切り方をする、
スーッと男の太腿や腹部を安全剃刀で引いた後に、
赤い筋を引いて血が滲み始めると、妻は異様に興奮するらしく、
ドロンと眼を濁らせて恍惚となる。

「あぁ、あなたッ、血が、血が・・・出た血が、出たわよ」
妻はもう夢中になって男の体中を安全剃刀で切る。
ぞッ、とするような官能の疼きに、狂喜の視線を投げつける。
堪能するだけ男の肉体を切って堪能すると、
「ねぇ、抱いてェ、抱いて・・・あッ、強く、強く・・・もっと強く・・・強く抱いて・・・」

狂気の様に男の胸に抱きつく。血に染まった男に抱かれた妻は、
「もっと、奥を・・・奥を・・・突いて頂戴」
ぐいぐいと腰を宙に持ち上げると、大きく股を拡げて、男に、奥を、奥をと促せる。
妻は男が力一杯に抱き締めて、膣の奥を突くと、
「ヒイッ、ヒッヒッ、ヒイヒイッ」と叫ぶ。
大概の男は妻の情熱的な、狂気に満ちたその情炎に途中で降参するが、
妻はそれでも男を離さない。
「駄目、駄目よッ、もっと、もっと元気を出してぇ、駄目よ、駄目よッ」

男は女と違って耐久力が弱い。、女の半分の時間さえ保てば好い方である。
妻の豊満な、脂肪盛りの肉体を眺めるだけでも射精する男も居る。
妻は男が射精し終わって、萎縮して使い物に成らなくなると、
一層猛り狂って身悶える。
「いやッ、いやッ、もう少し、もう少しよ、ねぇ、元気を出して頂戴ッ」

汗ばんだ胸と下腹部をぴったり抱き締めて男に、今、一度の情炎を燃やさせる事を促すが、
男は、女の肉体の前には、最後の一滴さえも搾り取られて、もう二度と情炎を燃やし切れ無く成り、
「奥さん、駄目、駄目です、もう、もうこのままじゃ、死ぬ、死ぬッ」
遂に哀願をするが、妻は萎縮してしまう男のモノを離さずに、追いかける。
終いには妻も、男も遣る瀬無く成って泣くが、妻はやっと満足する。
芸者秘話8-1
満足しきった妻は、そのまま横臥する。動物の中には、メスがオスをその瞬間に、
殺して食べてしまうと云うのが居るが、妻の場合も、まるっきりそれであった。
これは妻が他の夫以外の男に限っていた。夫である下田にはそうした狂態は、
一度も見せなかった。妻の浮名は許せなかった。友田は二年前に妻と離婚していた。

それからの下田はずうっと独身で透して来ている。勿論、女遊びは適当にこなして来たが、
パトロンと成って面倒を見る特定の女は居なかった。いわば、性欲の捌け口としてのみ、
プロ、素人構わず摘み喰いをしてきたのである。
アズサが下田の最初のパトロンとして約束した女であった。

アズサとは大分前から顔は逢わせていた。
評判の良いホステスで、芸達者で、嗜みもよく、その客あしらいは抜群で、
身持ちの良さから、誰からも好かれていて店のNo1ホステスと評価されていた。
人気稼業のホステス達は大概、複数のパトロンを持って居たが、
アズサは一人のパトロンしか持たず、決して他の男に肌を許す様な事はしなかった。

下田は妻とは全く間逆な、この女が気に入って居たが、アズサのパトロンは造船業界でも、
大物と言われる湯島氏て有ると聞いては、下田には歯が立たなかった。
云わば、下田はアプレの金融業者である、湯島氏と言えばメジャーな大物である。
全く歯が立たなかったのである。

が、その湯島氏がアズサに内証でうめ子と言う年増芸者を大森に囲ったという話を、
耳にしてからは、「しめたッ、この際だ」そう見て取ると矢も楯も居られなくなった。
そうして先夜のこと、それとなく謎を掛けて見て、成功したのであった。
  1. ホステス物語
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも10年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて今年の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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