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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 時代小説・旅道連越路春。其の九
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時代小説・旅道連越路春。其の九

*表題は『旅は道連れ越路の春』と読む。
旅道連越路春21
◇玄庵魚屋の娘に欲情の事
其の日は津幡から加賀能登の国境にある峠を越えて川尻の十文字屋に泊り、
翌日大海、二屋と能登海岸線に出て、川尻を渡って今浜に着いた時は
未だずつと陽が高かったが、これから七尾までは良い宿も無いと云うので、
七尾屋と云う宿に泊ることになった。

まだ風呂も沸いてなかった。玄庵は所在なさそうにその辺りをぶらつくつもりで
店に出て見ると。丁度其処へ女の魚売りが来ていた。
玄庵がその女を見ると、色は浅黒いが、まだ二十歳をそう越していないらしいが、
大きな眼の涼しい、可愛い顔をして居た。

しかし玄庵が年甲斐も無く胸をときめかしたのは、その女の肉体の逞しさだった。
桁丈の短い着物を着ているが、胸の膨らみや丸い臀の辺りに、旺盛な性欲を
蓄積したような素晴らしい弾力が満ちている。玄庵は目の眩む程欲情を感じた。

あの身体つきならさぞ良い陰門をしているだろうと思い、その時の女の姿態を色々に
想像すると堪らなかった。玄庵はもう外へ出る事も忘れてボーッとなっていた。

魚の取引が出来たのか、七尾屋の主人は多分夕食の膳に上るのであろう
何尾かの魚を勝手へ運んで行った。
「何をしているんだね」先ほど部屋へ案内してくれた女中だった。
急に玄庵は思いついて、女中を奥の廊下へ呼んだ。

「女中さん、今表に居る魚売りの女は近所の娘さんか、それとも女将さんかね」
「山取浜からくる娘だわな。どうして、すんなこと聞きなさるな」
「実は恥ずかしい事だが、わしゃあの娘に惚れたのだよ。
 幾らでも礼はするが、あの娘に何とか話が出来ないかね」
「あれまァお客さんも随分物好きだなァ、あんな娘っ子、浜へ行きゃ幾らでも居るぞな。
 そんなに飢えてりや、わしでも抱かせてあげるによ」
と淫らな眼になる。

「おめえでも良いのだが、おめえにや伊助と云う男が惚れているんだ。
 今晩あの男の部屋へそっと行ってやつてくれ。
 だから俺の方だが、何とか取り持ってくれないか」
「そりゃ話してもエエが、請合えねえよ」
「そりゃそうだが、何とか骨を折って見てくれ、頼むよ」
玄庵は女中にそう頼み込んで部屋へ帰ると、伊助が退屈らしく横に成っていた。

「伊助、お前色男だなァ」
「からかっちゃいけませんぜ」
「そうじゃねえ、俺アあの女中から聞いたんだよ。
 今晩部屋へ来るから、精々可愛がってやりねぇ、
 それから都合によると俺のところへも女が来るかも知れネェのだが、
 もし来たらお前、気を利かせて、あちらの部屋で飯でも食うようにしてくれ、いいかね」
「なアんだ、そんなことだろうと思った。しかしそんな事はちゃんと心得ていますよ、先生。
 大船に乗った積りでご安心しなせえ。ところで先生、あつしの方は嘘でげしょう」
「嘘なもんか、そのつもりでしっかり風呂で磨いときねえ」

云ってるところへ先の女中が、
「あのお風呂が沸きましたから」
と云って、ちらっと伊助の方へ色目を使って下りていった。

「どうだ、抱いて見たくなったか」
「どうですかねえ」
「素直になれ、胸の中じゃ遣りたくてワクワクだろうハッハハハ」
笑っては居るものの女中が色よい返事を持って持ってこなかったので、
玄庵はガッカリしていた。やがて階下の風呂に入っていると、不意に女中が扉を開けて、
「お客さん、首尾はいいだから、よく洗っときなさいよ。帰りに寄ると云っとりますだから」
玄庵は思わず風呂の中でたちあがった。
「あれまぁ~、お客さん、随分でかいんだね。おら、お前さんの方が好きだよ」
「じょ、冗談云っちゃ困るよ。それよりお膳を一つ余計にして置いてくれ」


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旅道連越路春22
暫らくすると、お菊と云う先程の女中が膳を運んできて喋っていると、
下の方から手が鳴った。もう辺りはすっかり暮れ切っていた。やがて再び上がって来た
お菊の後ろには、昼間の女が付いて来ていた。

恥ずかしそうにしている、お文と云うその娘と夕食を共にした玄庵は、
「お酒飲むんだろう。一つ注いで貰おうか」
「ハイ」
お文は恐々酌をした。
「お前もおあがりよ。そ、注いでやろう」
お文は玄庵に勧められてニ、三盃を重ねると、浅黒い顔がぽっと赤くなった。

「お文さん、おめえはお父さんもお母さんもあるのだろうな」
「お母アと二人きりだよ」
「するとお婿さん貰うのだね」
「おらアがとこなどへ来るものがねえだよ」
「そんなことはないよ。おめえは別嬪だから、いくらでも来手はあるだろうさ」
「あってもろくな者ァ来ねえだから一人で暮らすつもりだよ」
「良い人でもあるんだろう」
「そんなものねえ、ふんとだよ」

お文は酔いが廻ると段々大胆になった。
「魚は随分新しいね」
「獲り立てだもの、でも食べ飽きとるでいやだわな」
新鮮な魚を食べているせいか、太腿などを触られると、ピンと跳ね返るようだった。

「くすぐったいに、いやだよう」
と云うが別に玄庵の手を除けるようなこともなかった。
「遅くなったらいけないだろう」
「遅くなったら泊ってもいいだよ」
玄庵は多くの女に逢って来たが、純情で可憐なこの娘を心の底から可愛いと思った。

やがて玄庵は女中を呼んで寝床を敷かせた。
「此処へお入りよ」
「・・・・」
お文は黙って寝床の側へ来ると、膝を立てたまま着物を脱いで、側に置いてあった
寝間着を着るのも悪いと思ったのか、裸の侭で布団をめくって這入って来た。

お文が裸で這入って来たので、玄庵も裸になって側に来たお文の身体をぐっと抱き締めた。
お文の身体は思った通り、むっちりと盛り上がった乳から胴でくびれた下腹や、
内股のあたり、弾力のあるその肉付きは、まぶしいような見事さだった。
旅道連越路春23
玄庵は片腕をお文の首に巻き、舌を吸いながら、片手でお文の乳から下腹、
臀から内股の辺りまで撫で廻してやると、お文は興奮して鼻を鳴らし、
玄庵の身体に抱きついてくる。やがて玄庵は指先を陰門に入れると、
お文はもう男を知っていた。玄庵にしてみるとその方がかえって都合が良かった。
お文はもう臀まで淫水を流していたが、空割れから陰核の辺りをくじられると、
身体をくねらせてしがみつき、グイグイ陰門を押し付けて腰を使う。
その情熱の凄まじさに、さすがの玄庵も驚いた。

女と云うものは、秘密な処ではこうも大胆に成るものか、
玄庵は驚きと感嘆を一緒にして、可愛さも百倍し、
今夜は此処で討ち死にするとも本望だから、出来るだけ女をヨガらせて遣ろうと、
かってない程の烈しい欲情に燃えて、お文を仰向きに寝させると、
逞しい腹の上にのって、火の様に勃起した男根を片手に握り締め、
ヌルヌルと空割れから陰核の上を雁先で擦っておいて、
ぐっと力を込めて半分程押し入れると、
お文は、「うーッ」と呻きながら下からグイグイと持ち上げて来た。

それはまるで色気盛りの年増女にも劣らぬ、させ上手の巧妙さだった。
それに女の陰門は旺盛な精気に満ちて居たので、男根を入れてじっとしていても、
痺れる程の快感が腰のあたりから全身に伝わって来るのであった。
その内に玄庵は堪りかねて、全身を搾るようにドクドクと気を遣ってしまうが、
お文もそれに誘われてピクピクと陰門を痙攣させた。

其の頃別室では伊助が肥満した女中を相手に汗を流していた。

気がいってしまうと玄庵はお文を後ろ向きにして、左足を掬い上げて豊満な臀から
ぐっと陰門に太い男根を押し付け、一気に根元まで押し入れて抜き差しすると、
一度やったお文はすぐまたよくなってきた。
「ああ、エエよ、ああエエ。そことってもエエだよ。おらもう死ぬ程快く成ってきたよ。
 あれ、そこをぐっと押しておくれよ。ああもう身体が溶ける程エエ、
 おめえのものはでっかいから、腹の底まで堪えるよ。
 あれゝゝまたイキそうに成ってきたフンゝゝゝゝ」

女はよくなってくると、豹のような逞しい全身にしつとりと汗を流して、
身体をくねらせながらクルクルと臀を廻して陰門を締め付けるので、
また玄庵は堪らなくなってきた。等々お文の為に三度まで気をやらされて、
流石の玄庵もぐったりとしてお文を抱いたまま翌日五ッ(朝の9時頃)過ぎまで
何も知らずに眠ってしまった。

朝食が済んでから、玄庵はお文と共に三人連れで宿を出た。
山取浜まで来ると、お文は家へ寄って行けと云って勧めたが、
玄庵は今日は七尾まで行きたいからと、お文には何枚かの小判を握らせると、
受け取ろうとしない。玄庵は無理に押し付けて、
折があったらまた逢うからと、思い切って、袂を分った。
  1. 時代小説
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも10年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて今年の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

*このサイトは未成年にふさわしくない成人向け
(アダルト)のコンテンツが
含まれています。「アダルト」とは
「ポルノ」のみを指しているのではなく、
社会通念上、
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