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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 時代小説・旅道連越路春。其の六
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時代小説・旅道連越路春。其の六

*表題は『旅は道連れ越路の春』と読む。
旅道連越路春15(加賀・山中温泉絵巻)
◇玄庵機智を以って女を得る事
翌朝、お珠達は駕篭を雇ったので、玄庵も駕篭に乗ってその後を追った。
二つの駕篭は大聖寺を経て山代温泉から山中の方へ向かった。
酒代をはづんで云い付けてあったので、
玄庵等の駕篭は先に行く駕篭を見失う事無く付いて行った。
お珠達は紅屋と云う宿に駕篭を下ろしたので、玄庵もその手前で駕篭を下り、
暫らくして、紅屋方へ這入って行った。

一風呂浴びて夕食を済ましても、まだ陽があった。
玄庵は宿の丹前を借りてぶらりと表へ出た。
西に薬師山、東に東山と、もう新芽の萌えだした春の山々が迫っている。
その間を大聖寺川の上流が幽邃(ゆうすい)な渓谷美をなして流れている。

女の事で頭が一杯だった玄庵だが、流石にこうした自然美に接すると心が清々しくなった。
玄庵はいつまでもそこに立っていた。
するとその時、向こうの森の陰から女の姿が現れた。玄庵がハッとして我にもなく
胸のときめきを感じたのも道理、何とそれはお珠だったのである。

側まで来るとお珠はニッコリと玄庵に会釈をした。
温泉で逢った玄庵の顔を覚えて居たのだった。玄庵も嬉しかったので笑顔を返した。
「こちらへ見えたのですか」
「えゝ」
とちょつと言葉を切ったが。
「中々良い処でございますねぇ」
さすがの玄庵もちょつとドギマギしたが、女も足を止めたままモジモジしている。
「あちらまで行ってみますか」
玄庵が歩き出すと女も黙って着いて来た。
暫らく行くと渓に望んだ人気のない藪の向こうに出た。其処にチョツトした草原があった。

「少し休みませんか」
「えゝ」
お珠は素直に玄庵の側に腰を降ろした。知らぬ土地で二度も逢った事に一種の
懐かしさを感じるのか、何だかお珠は縋るような眼差しを向けていた。
陽が暮れてから、お珠は何やら晴れ晴れとした顔で戻って来た。
それから暫らくして玄庵が戻って来た。


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旅道連越路春14A
お珠の連れの男は、高田屋六兵衛と云う造り酒屋の主人だった。
「何をしていたのだ。逃げたのかと思ったよ」
「ホゝゝゝ逃げても何処へも行けやしませんわ。
 あたし、さつき橋のの処で知った人に逢ったのよ。
 三年程前に世話に成った人ですけど、その人も此処に泊っていて、
 今晩あたし達を招いて呉れるそうですよ」
「そいつは困るよ。お前はエエが、わしは会った事もないのだから」
「かまわないわ。折角云ってくれるのですから、遠慮なんかせずに行きましょうよ」

そんな話をしている処へ伊助が呼びに来た。二人が這入って行くと、玄庵は、
「やぁ好く来てくれましたねぇ。さぁどうぞこちらへ」
六兵衛はお珠の心安い人間と云うから、どうせいい加減な男だろうと思っていたところが、
何と云っても尾州家の御殿医まで勤めていた玄庵だ。
何処と無く品位が具わっているから、案に相違した六兵衛が慌てて挨拶をしようとすると、
「窮屈な挨拶などはよしましょう。一つ無礼講で行こうじゃありませんか」

坐が定まるとお珠は銚子を取って慣れた手つきでお酌をするのだった。
玄庵も伊助もドンドン六兵衛に盃をさした。
六兵衛はその内にすっかり酔いが廻ったらしく、
「京屋さん、も、もういけませんよ。すっかり酔っ払いましたよ」
玄庵は京都の呉服屋だと嘘を云ってあった。

「旦那、まだ早いですよ、もう一つ熱いやつを貰って来ますから」
伊助は銚子を取りに出て行き、暫らくして上がって来た。
「さぁ旦那、もう一ついきましょう」
伊助が盃をさすと、玄庵もさした。
すっかり酔っていた六兵衛はそうして勧められるままに、
五、六杯も盃を重ねるうちに居眠りを始めたが、
堪え切れなくなって其の侭そこへ倒れてしまった。

「お珠さん、もう明日の四ッ半頃(午前11時頃)までは大丈夫だよ。
 風邪を曳かない様に布団を掛けておけば良いよ」
「大丈夫かしら」
「ハゝゝゝ今度は心配に成って来たのか、滅多な事では死にはしないよ。
 ちょつと眠らせて置くだけだよ」
何時の間にか玄庵はお珠の部屋に居た。

「お珠さんも罪だよ。六兵衛さんにあそこまでさせて置いて、
 させて遣らないのだから」
「先生、あたし何をさせました」
「知ってるよ。夕べ、菊屋の部屋でくじらせていたじゃないか」
そう云うとお珠は酔って赤くなった顔を一層真赤にした。
旅道連越路春16
「先生いやよ、見ていらしゃったの」
「はばかりへ行った帰りにボッボッ話し声がするから、どうしたのかと思って、
 すっかり聞いてしまったのだよ。よくおめぇ、あんなことをさせて辛抱出来るねぇ」
「そりゃ、あたしかて女ですもの気が悪いわ。でもあんな人とは嫌ですもの」
「そんならわしとだったらどうだえ」
「先生なら、此方からお願いしたいくらいですわ」

お珠がそう云って顔を伏せるのを見ると、玄庵の男根は、猛然と勃起した。
傍らには寝床が敷いてあった。玄庵はいきなりお珠を抱いて寝床へ運んでいくと、
お珠はもう鼻息さえ荒くしていた。玄庵はお珠を裸にして、自分も裸に成って
布団の中へ抱え入れ、横抱きにしてその舌を吸いながら、
片手を陰門に入れてみると、もう内腿の辺りまでヌルヌルにしている。

指を入れると、肉付きの良い、柔らかい割りに引緊って弾力のある上開だつた。
玄庵は興奮してお珠の陰門の前後左右をヌルヌルとくじり廻すと、
お珠は耐えかねて玄庵の男根をキュッと握り締めた。

「あれ、大きいのねぇ」
お珠は手に余るような太い男根を握ると興奮して、
「先生、早く入れて、早く入れて・・・」
と男根を引き付けるのを、玄庵はすぐには入れず、女の身体を腿の上に抱き上げて、
本茶臼の形で舌を吸いながら、両腕でくっと抱き締めて、胸と胸、下腹と下腹を
擦りあわすと、お珠は夢中になり、腰を上げて太い雁先に陰門を押し付けて
入れようとあせるのだった。

しかし玄庵は女を焦らせるように容易には入れさせず、陰核の辺りをチョコチョコと擦ると、
もうお珠は逆上して上からグイグイと腰をくねらせて押し付ける。するとお珠の陰門は
淫水で海の様に成っていたので、ずぶりと半分程這入ったので、玄庵はさらばと本気で
ヌイヌイと下から抜き差したので、太い男根がクリクリと根元まで滑り込んでしまったが、
その刹那の痺れるような快感に、
「あーッ、うふんゝゝゝゝ」お珠は切ないような妖しい呻き声をあげて、
ぐっと身体を反らせて、玄庵の首っ玉にしがみついた。

玄庵は、下からズボズボグチャグチャと臍の下へ擦りあげた。お珠は段々快くなって
身も世もない程取のぼせた。それもその筈でお珠は夕べで三晩と云うもの、
六兵衛に陰門をくじられて、大方気がイキそうになったのを堪えていたのであるから、
男根を入れただけでも気がいく程欲情が昇りつめていた。

「ウッフゥン、ふーん、あーッ、エエわエエわ、先生もうどうしょう。
 身体中が溶けるようですわ。フンフンフンあれーッ、もうイクわイクわどうしょう」
「おやりよ、それ、ここがイイんだろう」
そう云いながら、玄庵がグイグイと雁先で子宮を突くと、お珠は堪らず、
「あーッもうイク、イク、イク」と喘ぎながら、
玄庵の肩のところにガッとばかりに噛みついて、ギクギクギクと陰門を痙攣させた。
  1. 時代小説
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも10年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて今年の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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