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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 心から愛した女はただ一人。其の七
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心から愛した女はただ一人。其の七

◇お志麻さんの股間
007.jpg
すべてが終わった。私がシャワーを浴びて戻ってくると、
加藤さんが手招きをした。まだお志麻さんは席には戻っていなかった。
「たいしたもんだ。妻は本気だった。きっと満足したと思うよ」
「加藤さんは満足されましたか?」
という私の問いに加藤さんは力なくうなずくだけだった。

私達は別の店に移った。クラシックが流れるレストランだった。
「どうだった?」
「ご覧になってたんでしょう」
「うん」
「ご覧に成ったとおりよ」
「満足したんだな」
「そうね、ステキよ、この人」
私を除いて、勝手に会話が弾んでいた。

「私、本気になりそう・・・」
「本気に?」
「私、本気でこの人が好きになりそうだわ。いけないかしら・・・?」
そう言って、お志麻さんは私と加藤さんの顔を交互に見た。
その顔は娼婦も及ばない淫らな顔になっていた。

「まったく、かまわないさ。そうでないと面白くない。そのかわり・・・」
「いいわよ、この人さえ良ければ何時でも何処でも、誰が見ていても・・・」
私はまだラウンドが残っているのがわかった。
今夜は小手調べ、やがて本番が来るのだ。
その時はもっと多くの、そして無遠慮な観客がいるはずであった。
「私もかまいませんよ」
そう言って、私はお志麻さんの手を握った。

本番はそれから数日の後に行われた。場所は加藤さんのマンションだった。
観客は以前一緒にショーを見た佐川さん、吉田さん夫婦。
みんな三〇代か四〇代。

私はショーとしては出来ないと前もって断った。
私とお志麻さんが、自然にそうなるのを見てほしいと言った。
それはお志麻さんの意見でもあった。


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辻沢杏子34a
何時もの様にダンスから始まった。
それぞれの奥さんたちの希望で、順にパートナーを変えて踊った。
いつもリングサイドに居るのは加藤さんだ。

興奮していたのは、男たちより女たちだった。
佐川さんの奥さんは、終始私に熱い視線を送ってよこした。
「いいわね、私じゃだめかしら」
冗談めかしくいったが、まんざら冗談でもなさそうだった。

お志麻さんは透ける様な純白のガウンを纏っていた。
その下が素肌であるのは、股間が黒くにじんでいることで判った。
胸も背中も大きく割れていた。豊かな乳房はこぼれそうだった。
それは実にセクシーだった。

ダンスはチーク。
踊りながらキスをする私達を佐川さん吉田さん夫婦が取り囲む形に成った。
踊りながらお志麻さんは、自らの手でガウンの前を開いた。
胸から股間にかけて、お志麻さんの抜ける様な白い肌が露呈した。
それは息を飲むようなエロチックなシーンだった。

踊り疲れた私達は、ソファに腰を下ろしてあらためて抱き合った。
男たちだけでなく、女たちの視線も、お志麻さんの股間に集まった。

お志麻さんは、妖艶に微笑みながら、足を組み直した。
自然の仕種にみせかけて、実は意識して見せているである。

それまで一人カヤの外だった加藤さんが、堪りかねた様にお志麻さんに抱き付いた。
さすがに皆は遠慮した。加藤さんとお志麻さん、本来あるべき二人が抱き合い、
愛撫を交わした。しかし、お志麻さんは夫の愛撫に身を委ねながら、
観客へのサービスは忘れなかった。
辻沢杏子27
「いいかしら・・・?」
いいも悪いも無く、佐川夫人の手はお志麻さんの股間に伸びていた。
女が女に触れたのだ。お志麻さんは、されるがままに肉体を預けていた。
佐川夫人の指先は、お志麻さんの深淵な箇所に押し入った。

男たちが奮い立った。加藤さんを押し退ける様にして、
吉田さんがお志麻さんの唇を奪った。佐川さんは乳房。
二人の男が、奪い合うようにお志麻さんの肉体に群がった。

さながらスワップ。こういう台本があったかどうか、知る由もないが、
私にとっても悪い光景ではなかった。

私はどさくさに紛れて吉田夫人を抱いた。
吉田夫人は、いきなり火照った唇を私に押し付けて来た。
吉田さんがチラッと夫人の方を見た。
しかし吉田さんはすぐさま佐川夫人を抱き寄せた。

私と吉田夫人との間に佐川夫人が割り込んできた。
佐川夫人は、私の股間のモノを咥えた。
このままだとお志麻さんは佐川さん、吉田さん、
私は佐川夫人、吉田夫人に犯されそうになった。

「ちょっと休みましょうか」
加藤さんが水をさした。

本番は予定外の方向に流れた。
興奮した男女が入り乱れてのバトルとなってしまった。
“挿入&射精”ありの、文字通りの乱交である。
しかし、ここでも終始、加藤さんはカヤの外であった。

加藤さん夫婦と私の奇妙な三角関係は、その後も一年余り続いた。
佐川さん、吉田さん夫婦は、その後もスワップを続けてセックスライフを
楽しんでいた。時々、私も呼ばれて、その時は3Pになる。

加藤さんの不能はついに回復しなかったようだ。
しかし加藤さんは「後悔はしていない」と、私に告白した。

加藤さんが離婚したのは、それからしばらく経っての事だった。
離婚の理由は判らなかった。
別れたお志麻さんは、東京の四谷で小さなバーを開いた。
好きな客だけを相手にして、バーというより高級サロン。
私も佐川さんも吉田さんも常連になった。

その後、佐川さん吉田さんとの関係がどうなったかは知らないが、
私との関係は、今でも続いている。
END
  1. 夫婦の今と昔
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも10年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて今年の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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