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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 お師匠はんに仕えて三十年。其の四
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お師匠はんに仕えて三十年。其の四

◇家元の一番蔵◇
一期一会10
悪戯が大好きで、蔵に入って来るなり私を鬼にして走り回る、
というような乱暴なことを平気でしはりました。家元の一番蔵です。
中には国宝級の名品も棚に並んでいるのです。
寿命が縮まる思いで、気が気やおへんどした。

「ほら、キャッチボールや」
ちょうど記録の為に桐の箱から出してあった高麗茶碗が棚に置いてありました。
それをお嬢さんが手に取り、私に投げようとしやはったんです。
「あきません、それはあきません!」
「勘弥が受け取ったらそんでええやないか」
「できません。お願いです、置いてください!」

そんな事を思い出していたとき、茶室では初炭が終わった気配が終わった気配がしました。

初炭の後は懐石となります。懐石とは、後座で濃茶をいただく前の軽食を言います。
また初炭の湯相を整えるという意味もあるのです。最初に少量のご飯と汁、
向付が出されます。そしてお酒となり、続いて煮物、焼物の順番です。

私は特に許され、茶道口のそばでお手伝いをいたしました。
吸物、八寸をお出ししながら、お嬢様とお師匠はん、
そして社長はんと奥様のお姿を拝見いたしました。

「美味しいわ」
お酒を一口召し上がり、向付の鱠(なます)をお口に運ばれるお嬢様を拝見すると、
どうしても十四歳の春の、お師匠はんと重なってしまいます。

「あはははっ、な、ちゃんとキャッチできたやろ?」
当時でも家の一軒や二軒は、簡単に建てる事が出来る位高価な高麗茶碗。
危うく受け取った私の胸をお嬢様が乱暴に押されたんです。

「な、なにをするんですか?」
「じっとしときっ!」
置く場所もなく、ただ膝を震わせて茶碗を手に立ち尽くす私の唇を、
背伸びをして抱きついてきたお嬢様の唇がふさぎました。
飴をなめてはったのでニッキの匂いが下のを覚えています。

「お父ちゃんに言うたらあかんで」
「お、お嬢さん・・・」
「二人の秘密やで、ええか?」
「・・・」
「勘弥はうちの召し使いや」


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一期一会11
後になって、なんでお嬢様が私を誘惑したんか、その理由を尋ねた事がありました。
お師匠はんの言いはることには、蔵の中で、
大師匠はんが集めていた春画を盗み見しているうちに自分の指で慰める事を覚え、
ついに我慢出来なくなって私を選んだと教えて呉れはりました。

「勘弥やったら、秘密にしてくれると思うたんや」
事実、私は四十年間、誰にも口外はしていません。これが初めての告白となります。
「勘弥、痛いことしたら、叩くよってな」
初めてのことも忘れられません。

「へぇ・・・そやけど・・・」
「そやけど・・・なんや?」
当時、私は祇園の乙部の芸者と深い仲でした。
その子がやっぱり私が初めての男やったもんで、処女喪失のときに痛がることは
知っていたのです。それを十五歳になったばかりのお師匠はんに話して聞かせると、
「うち、痛いのは嫌いや、最初から気持ちええようにして」とこうですわ。

「そ、そんなこと」
「でけへんのか?」
「そればっかりは」
「どのくらいの痛さや?うちが泣くほどか?」
「ほったらお嬢さん、こうしましょう、我慢ぎりぎりまで行ったら止めますよって」
「ほんまか?」
「へぇ」

ようやく納得してくれたお師匠はんの初々しい割れ目を、
私は丁寧に時間をかけて嘗め回しました。
「あぁ、なんや・・・」
「痛うおすか?」
「そやない、ええ気持ちや」
お師匠はんは自分の指で弄ってはりましたから、少しは女の悦びを知っていたんです。
「ああっ」
「・・・ここどすか?」
「うん、そこやそこ」
お師匠はんは毛の薄いお方で、十五歳でも割れ目には縮れ毛一本もありませんでした。

その餅のようなツルツルした割れ目を舌で舐めるのには興奮させられましたなぁ。
もうこっちもえらい漲ってしもうて、義理ある家元のお嬢さんにこんなことを・・・
という後ろめたい気持ちもありましたから大変でしたわ。
場所はやっぱり蔵の中やったと思います。
当時、私とお師匠はんが二人きりになれる場所は蔵しかなかったんです。
一期一会12
「勘弥、ゆっくりやで」
「へぇ」
唾をぬりたくった亀頭を、
ゆっくり、ゆっくりとお師匠はんの割れ目に擦り付ける様に入れていきました。
「あっ」
「痛うおすか?」
「まだ入ってないやろ?」
「へえ、まだ先が半分だけ」
「もうちょつと入れてもええで」
家元の娘と奉公人同然の道具屋。変な会話を交わしながら、
それでもなんとか亀頭を入れるところまでいったんです。
最後の方ではお師匠はんも痛みを我慢してはりました。

「勘弥」
「へぇ」
「これが・・・オメコいうもんか?」
「そんな言葉使うたらあきまへん」
「痛いけど・・・段々ええ気持ちになるんか?」
「少しずつええ気持ちに成るんです」
「そ、そうか」
こうして私はお師匠はんと男と女の関係になってしまったんです。
それからは私とお師匠はんは暇を見つけては抱き合いました。

「勘弥、これと同じ事して」
お師匠はんは春画を引っ張り出してきては、蔵の中で同じ体位を私にさせました。
「お前が言うたとおりや、ええ気持ちゃ」
私の竿を納めたまま、セーラー服のスカートをまくって、
つながっている部部を眺めながらお師匠はんは言いはりました。
十六歳になり、ようやく土手の辺りにも毛が生え始めていました。

「もっとや、勘弥、もっと」
「へ、へい」
春画には四十八手の図もありました。それを夏休みに掛けて遣らせられた事も有りました。
私は芸者とも手を切り、いつしかお師匠はんに夢中になっていました。

そんな折、家元を継ぐはずやったお兄様が突然この世を去られたのです。お嬢様は
家元となり、こんどは私が道具の事について色々と教える立場に成っていったのです。
  1. 合縁奇縁
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも10年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて今年の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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