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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 夏が来ると思い出す事。其の一
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夏が来ると思い出す事。其の一

◇甲子園球児の挫折◇
kousien.jpg
麦わら帽子が必要な季節になると、私の胸に、苦い記憶が甦る。
思い出すことさえ忌まわしい記憶は、薄らぐどころか、年とともに生々しさを増して、私を苦しめる。
誰かに打ち明ければ、楽になると思った事は、一度や二度ではないが、その勇気がなかった。
自分の過去を懺悔するのは、容易ではない。

そんな時このサイトを知った。懺悔を兼ねて、投稿してみょうかと思い始めて半年、
やっとその気になって書き始めたのだが、若気の至りとは言え、
改めて犯した罪の深さを噛み締めている。
登場人物はもとより、地名も変えた。一部に記憶違いがあるかも知れないが、大筋は事実。
いい加減な男の、いい加減な懺悔録として、読み飛ばして戴いた方が、私には楽である。

四十五年前の事だ。私は中国地方のK学園(E市)の野球部の監督に迎えられた。
二十五歳の若さである。

私は、いわゆる甲子園球児だった。ポジションはピッチャー。182センチの長身から投げ下ろす
ストレート、落差のあるドロップを武器にして、夏の甲子園に出場したこともある。
甲子園では、二回戦で強豪M商業に負けた。しかしプロ野球のスカウトの目に止まり、
何球団からか誘いがあったが、断って、長年憧れていた六大学のW大に進んだ。
プロに行くのは、それからでも遅くないと思っていた。

最初の挫折は、やっとベンチ入りを果たした二年の夏に訪れた。
肩を壊したのだ。一年間棒にふり、大学最後のシーズンの四年の秋、
やっと復帰を果たし、W大8シーズン振りの優勝に貢献することができた。
一度肩を壊したピッチャーに、二度とプロ野球から声は掛からなかった。

野球に未練があったし、自信もあった私は、いつかプロのマウンドに立つ日を夢見て、
M電器に就職した。しかし再び肩を壊して断念、
先輩の強い薦めもあってK学園の監督に就任した。

監督になってから直ぐに、私は監督になったことを後悔した。
自分の目指した野球に比べると、田舎の高校野球は、
余りにもレベルが違いすぎて、教える情熱さえ湧かなかった。

選手達の情熱に、引き摺られるようにして、グランドに立つが、
心には何時も満たされないものがあった。

人口3万に満たない田舎町のE市では、私は、何処に居ても人目を引いた。
町を歩いていても、女子高校生が、憧れの目で私を見つめた。飲み屋でもモテた。
しかし田舎町では、高校野球の監督は名士。顔と名前が知られているだけに、
下手に遊ぶ事が出来ず、欲望を持て余す日々が続いた。


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幸恵
そんなとき木下幸恵を知った。幸恵は、教え子望くクンの母親。
三十代後半のはずだが、一回り若く見えた。
幸恵は、望クンのことで、私のアパートを訪ねて来た。
二年生の望クンは、レギュラーになれるかどうかの瀬戸際にいた。

幸恵の頼みは望クンをレギュラーにして欲しいとのことだった。
ご存知のように公式戦では、十五名がレギュラーとしてベンチに入れる。
望クンは、十五名の枠には入っていなかったが、
実力はレギュラーになっても不思議ではない程度のところにいた。

幸恵は、若いときの野際陽子に似ていた。顔に剣があり、特に美人というのでもないが、
時折見せる表情に、ぞくっとするような色気があった。短めのスカートの裾を気にして、
膝頭を抑える仕草が妙に色っぽく、欲望を持て余していた私は目のやり場に困った。

私は望クンをレギュラーに登用した。半ば情実。幸恵に気に入られたいと云う気持ちが
なかったと言えば嘘になる。練習が終わって、アパートに帰ると、物陰に女が立っていた。
女が幸恵だとわかったとき、私の胸は妖しくときめいた。
「ありがとうございました」
言葉少なに礼を言って、風呂敷に包んだ物を、手渡して帰ろうとする幸恵を、
私は強引に部屋に上げた。

狭い部屋で私たちは向かい合った。危うい緊張が、二人の間に漂った。
私は、下心を隠そうとはしなかった。自分でも嫌らしいと思うほど、露骨な目で、
幸恵の体をなめ回した。私の荒い息遣いが、幸恵に伝わっている筈である。
私はもう半年も女に接していなかった。

幸恵は、そんな私の視線に、じっと耐えていた。
望クンをレギュラーの枠に押し込むのに、部長と三時間も話し合った、と言った。
実際はそんな事は無かったのだが、少しでも幸恵に恩を売りたかった。

会話が途絶え、立ち上がるチャンスが、何度かあったにもかかわらず、
幸恵は立つ気配がなかった。そんな幸恵の態度が、私のくすぶった欲望に脂を注いだ。

(襲おう・・・)本気でそう思い始めた。
一旦思い込むと、頭の中は、その事しかなかった
一歩、幸恵ににじり寄った。幸恵は怯えた様に後ずさりをした。
更に一歩寄った。幸恵は、とうとう壁にまで追い詰められた。
幸恵01
「いけませんわ」
幸恵の目は、怯え切り、身体は、恐怖からか萎縮していた。
幸恵の肩に手を掛けて押し倒した。
「あっダメ、ダメです」
荒々しく、身体を重ねた。
「ダメ、ダメです。私には主人が、あッああ~ッ」
幸恵は初めて身体で抵抗した。

非力な幸恵の抵抗など、巨漢の私に通用するはずもなかった。
しかし幸恵は抵抗をやめなかった。ふと不安がよぎった。
(不味い事になりはしないだろうか・・・)
表沙汰に成ったら、矢張り不味い。警察沙汰や、新聞沙汰になったりしたら、
私の将来はなくなったのも同然だ。

監督の不祥事は、個人の問題ではなくなり、野球部全体にまで波及する。
監督解任、甲子園予選出場禁止などの文字が、頭の中を去来した。
しかしそうなって困るのは幸恵も同じだ。夫との事、望クンとの事もある。
またこうなるキッカケを作ったのは、ほかならぬ幸恵なのだ。私は、しゃにむに行為を続けた。
スカートに手を掛けたが、抵抗が激しくて、脱がせる事が出来ない。

強引に引き下げようとした時、抵抗が和らぎ、同時に幸恵の身体から、力が抜けた。
スカートを下げ、パンティを引き抜いた。スカートとパンティを、幸恵の手の届かない
部屋の隅に放り投げて置いてから、私はズボンを脱いだ。

幸恵は両手で顔を覆って、小さな嗚咽を繰り返していた。
股間に痛いほど漲った私のペニスを当てて、一気に押し込んだ。
「あなた~ッ、私、あッあ~」
挿入した瞬間、幸恵は小さな声で、はっきりとそう叫んだ。そして一段と激しく嗚咽した。

腰を使いながら、幸恵の身に着けている物を次々と毟り取る様に脱がせた。
幸恵は、忽ち全裸になった。
いくらか余裕が出来た私は、幸恵の裸を鑑賞するように眺めた。

抜けるほどの白い肌は、激しく抵抗したせいか、微かに紅潮していた。
やや小太りで、肩や胸の肉は盛り上がっていたが、成熟した女の証とは成っても、
幸恵の魅力を損なうものではなかった。豊かな乳房を弄び、盛り上がった肩口に
顔を埋めながら、私は再び、腰を使った。
  1. 役得
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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも10年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて今年の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

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