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詩(うた)と小説で描く「愛の世界」 2014年06月03日
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熟年世代向けに特化した官能小説サイトです。

詩(うた)と小説で描く「愛の世界」

雪乃と真利子と言う女。其の一

雪乃と真利子1-1
晩秋の冷たい風が頬を撫でて通る。まるで黄色い絨毯敷いたように銀杏の扇型の
落葉が散乱している校庭で、創立五十周年を迎えた我が母校、
新潟県立〇〇高等学校の合同同窓会が行われていた。

「お~い、長野じゃあないか。元気にしてたかぁ」
『見れば判るだろう、元気だからこうして出席してきて居るんじゃないか。
 谷川よ、相変わらずお前の言葉には無駄が多いなぁ』
「なんだい、会う早々皮肉かい」
『それより俺は君の再婚の仲人として、気に掛かるのだけど、
 若い奥さんとはアッチの方巧くいってるのかい』

私は四十歳の時に同級生で清酒醸造元の谷川酒造株式会社の専務だった、
若大将の谷川学と二十歳年下の江島雪乃との結婚式の仲人を務めたのである。

「それがさぁ、俺ももう六十三歳だろう。還暦過ぎた頃から、
 精力がぐっと落ちてね。家内を抱くのが、半年に一度に成ったんだ」
『そりゃあいかんなあ。四十しざかりの奥さんは満足しないだろう。
 替われるものなら替わってやりたいけどなあ。
 こればっかしは野球と違って代打とかリリーフ投手という訳にゆかんしなあ』

私は同級生の再婚の仲人として確かに年齢差二十は考えないでもなかったけれど、
スポーツマンの谷川のことだ、なんとか巧く遣れると信じて、仲人を引き受けたのだった。

「真面目な話し、実はそのことで俺の方から君に折り入って相談があるんだが、
 これはもう家内も納得ずみの上での相談だけど、
 クラス会がはねたあと、俺の家に来てほしいんだ・・・
 細かい事は、俺と家内と君の三人で酒でも飲みながら相談しよう」
『なんだい、仲人の俺に身の下相談かよ』
「うん、恥かしながら夫婦間の身の下相談だよ。
 でもお前にも仲人として相談に乗る義務があるんだからなぁ」
『そこまで言うなら、後でお前の家に行くしかあるまい』


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雪乃と真利子と言う女。其のニ

雪乃と真利子2-1
私はどうも脈がありそうなので、俄かに速戦即決に方針を転換した。
と言っても今夜は谷川夫妻の相談事に付き合わなくては成らない。
『どうだい明後日の午後七時に〇〇町の時計塔の前で俺と
 デートしないかい』
真利子の顔がまるで少女の様にはにかんだ。
「ええっ、私と・・・いいわ」
真利子は暫く躊躇ったものの決断を下した。かっての手の出ない学園の高嶺の花は、
いまや誰でも手折れる路傍の花に成ってしまったのだろうか。

割烹で行われた学年親睦会がはねて外に出るともう暗かった。
真利子が同級生の人目を避けるように私に近付いてきて、
「明後日のデートのお約束は本気なのでしょうね」
と真剣な眼差しで言う。
『もちろんだとも』
「待ってる。きっとよ」
真利子はそう言ってさっさと暗闇に姿を消した。

それにしても杉山真利子は純粋に学生時代の思い出話だけで、
還暦過ぎた男と女が美しいデートに終ると思って居るのだろうか。
彼女とてもう生娘では無いので有る。結婚生活も二度経験していると聞く。
それにしてもあの真剣さは何なんだろう。

夜の歓楽街の女や酒に未練があるまだまだ元気な連中の三次会への
誘惑を振り切って、私と谷川はタクシーに乗った。

「どうせ君は一人暮らしの自由の身で久し振りに故郷に帰って来た遠来の客だ。
一週間ぐらい俺の家を根城にしてゆっくり遊んで行けよ」
『そうかい。じゃあ暫らく振りに美味い酒を飲ませてもらうぜ』
「おう。なんぼでも飲んでくれ」
**
谷川は杉山真理子の半生を語って呉れた。
杉山真利子は大学を卒業して一流企業のOLに成り、財閥の御曹司に見初められ、
結婚はしたものの半年で破局、その原因は余りにも完璧すぎる家事運営に、
かえって息が詰まる思いの夫から嫌われたと言われていたが、
真相は敬虔なクリスチャンとしてての誤った潔癖性から肝心の夫婦の性生活を
嫌悪したためだとも言われていた。

そして二度目に結婚したのは一流大学卒業の優秀な会社員だったものの、
夫婦仲は悪く夫は外に情婦を作り、借金だらけとなってサラ金業者に追い回される
地獄の生活を二十年して無一文のまま離婚し、今ではビルの掃除婦をして
細々生計を立てて居るとの事だった。

石川は学生時代、柔道部に所属して良い意味の親分肌の番長だった。
私は運動は苦手で文芸部に所属していたが、中学の時に谷川と同級になり
同じ高校へ進学し、対照的な性格ながら、何故か馬が合い、大学生時代には
酒が飲みたくなると谷川の家に遊びに行って谷川と飲み明かしたものである。

その懐かしい清酒蔵元の谷川酒造の店舗兼邸宅に、タクシーが着いた。
『新しい杉玉がぶら下がって居るではないか。新酒が出来たんだな』

造り酒屋は秋の暮れ辺りに新酒が出来ると杉の青葉で丸いサッカーボールの様な
杉玉(酒林ともいう)を作って店の玄関口の軒先にぶら下げるのである。
「おう、うまいやつを飲ませてやるからな」

赤御影石が床に張られた玄関を入ると、とりあえず谷川酒造の事務所に通された。
事務所の壁には、国税局の新酒鑑評会や、県酒造組合連合会の清酒品評会の
賞状がずらりと飾られて居る。


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雪乃と真利子と言う女。其の三

雪乃と真利子3-1
私は谷川の顔を見つめた。
金もあり社会的地位も有り、美人で聡明な奥さんにも恵まれて、
二人の娘の長女の方には婿養子を迎えて、将来の後継者問題も解決ずみだし、
生産量八千石の中堅の酒造蔵元として堅実に業績を伸ばしている。

はた目には何の苦労も無いかに見えるこの男にも、
性欲の衰えという深刻な悩み事があるのだ。もしかしたら谷川はこの俺に奥さんの
燃え盛る性欲の炎を鎮火させる役割を相談するのかも知れないと
想像を逞しくしていた。
「長野よ。今年の新酒はとても出来が良いんだよ」
『そうかい。楽しみだなあ』

私は今年ばかりは新酒の事よりも、奥さんも納得の上の相談が何で有るかが
楽しみであった。
障子が静々と開かれた瞬間、私はおおっと思った。
谷川夫人が艶やかな和服に着替えて酒道具を捧げ持って入って来たからである。
もともと独身時代にはミス新潟に選ばれた事の有る美人が上品な朱色の地に
源氏車に菊、松、宝づくしの吉祥文様を配した和服を着て居るのだから、
もう言う事はない。

「お待ちどおさま。最初はお冷で召し上がってね」
テーブルの上に洋酒感覚の緑色の瓶と白磁の茶碗が三個置かれた。
「おっ、これは利き酒用のだろう」
「そうですよ。長野さん、お一つどうぞ」
左手で右手の着物の袂をそっと押えて酒を注ぐ谷川夫人の女っぽい仕種に
私は早くも股間のベニスを硬くしていた。

蛇の目と言われる二重丸の染め付けのある白磁の茶碗に注がれた新酒は
いきなりぐいと飲むものではない。

待望の新酒である。じっくりと色を見る。香りをかぐ。口に含んで味を見る。
甘い、酸味、辛い、苦い、渋いなどの五味の状態を見る。
品評会や鑑評会などの審査員はそこで吐き出すが、
今日は飲めるのである。最後は喉越しに飲んだ後の後味である。


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雪乃と真利子と言う女。其の四

雪乃と真利子4-1
私よりも二十歳も若い弾力性有るピチピチ肌の谷川夫人の肉体が私の思うが
儘に成るので有る。しかし谷川酒造の女社長として世間的にも名前の知れた
お人が女体を開く覚悟をして同じ部屋に居るので有る。彼女もまた堅い雰囲気を
何とか和らげようとそれなりに気配りをしているらしかった。

「この鴨ロースはね、フライパンに油を敷いて焼いた後熱湯に通して油抜きして有るから、
 しっこくないのよ。食べてみて」
私は箸で薄く切られた鴨のピンク色の肉片を挟みながら、
『奥さんのあそこは、こんな色でしょうか』
と言ったら、
「まあ、長野さんったら」
と言って真っ赤に成って私の背中を一つドンと軽く叩いた。
『うん、美味い。でも奥さんのあそこも、スボッと嵌めたら気持ちよく美味しいだろうな』

私はわざと話を下ネタに誘導して行った。
熟年女性を興奮させるには言葉も有効な武器なのである。
「やだあ。紳士だと思っていたら酷い事をおっしゃるのね。長野さんったら」

谷川夫人は横座りにした腰をくねらせている。
きっと谷川夫人の股がズルズルに成りかけているに違い無かった。
「どうぞ熱いお酒をどうぞ。ああ杯じゃ小さいですね。
 利き酒用の湯呑みで召し上がって下さい」
谷川夫人は二重丸の染め付けのある湯呑みに酒をついだ。
『奥さんも利き酒用の湯呑でどうぞ』
「じゃあ、私も戴くわ」

アルコールを少し飲んだ女性って素敵で有る。
日頃隙の無い緊張した生活を送っている女性が心を解放して、
ほんのり頬を赤らめるなんて図はなかなかおつなものである。

『奥さん、変ったお酒の飲み方を、お教えしましょうか』
「あら、どうなさるの」
『私がお酒を口に含んで、それを奥さんの口に口移しするのです』

私は信楽焼きの徳利を手にとった。白い長石の粒が混じったざらざらした土の肌、
炎色と呼ばれる赤い焦げ目はかなり値打ち物らしい。
私は酒を口に含むと谷川夫人の上半身を左手で支え仰向けにして、
キスできる態勢から口を接近させる。
夫人が巣で親鳥を待つ雛の様に口を開けている上に接合する。


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雪乃と真利子と言う女。其の五

雪乃と真利子5-1
「ああっ、もっと嘗めて、もっともっと」
谷川夫人はもう完全に社長夫人からセックス好きの中年女に成って、
エロスの匂いをムンムン発散させていた。

堅く勃起させた私のペニスは谷川夫人が腰を使って下に動かすたびごとに、
膣の奥深くへ侵入して子宮孔に衝撃を与えた。
その度に谷川夫人は快感のうめきを発する。

『奥さん、男の味は如何ですか。気持ちいいでしょう』
「ううっいいわぁ、いいわぁ。これが男の味ね。これが男の味ね」
右手の指で勃起したクリトリスの包皮を剥いて、細かく振動させてやった。
私得意の指技に抵抗できる女性はまずいない。
ましてや長いこと男に接していない熟女である。

「うっうっ、私もう我慢できないわ。イクイクイクッ・・・・」
肉欲に狂う谷川夫人は白眼をむいてよがり出した。
「あっもう駄目っ。私いくっいくっ」
谷川夫人は全体重を私に掛けて仰け反り気味になりとうとうアクメに達した。
私は全く射精しなかった。

私はぐったりとなった谷川夫人を畳の上に寝かせた。早くも一方的に男の味を堪能した
谷川夫人は大股開きのままでどでっと横たわっている。見苦しい光景なので、
上から脱ぎ捨てた着物をぱらりと掛けてやり、私は再び身仕舞いをして、
残った酒を飲んでいた。酒はもう冷たかった。

谷川夫人は満足かも知れないが、私の方は不満である。
三十分ほどして谷川夫人は目を覚ました。
「あら、私としたことが、お見苦しい姿を見せてしまってすみません。
 あら、上に掛けて戴いたのですね」
谷川夫人は裸の胸を隠すように着物を上に引き上げた。


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雪乃と真利子と言う女。其の六

雪乃と真利子6-1
杉山真利子と約束した日は寒い夕方だった。
暗い空から舞い降りてくる黒い影の様な粉雪は、都会のビルの窓から漏れる照明や、
クリスマスの飾り付けのネオンの光が届く範囲に落ちて来ると急に白く変り、
歩道の敷石の上に音も無く解けていった。底冷えのする寒い日だった。
時折ビル街の谷間を吹き渡る風が疎らな通行人の背を丸めさせ、
小さなつむじ風と成って若い女性のスカートの裾を巻き上げていた。

私は約束の時間より三十分ほど前に指定場所に着き、道路の反対側に有る
喫茶店に入りコーヒーを飲みながら、待ち合わせ場所を眺めていた。

私は人と待ち合わせる場合相手を待つことは有っても、待たせることはしない、
と言う主義で居たから、もしかしたら、真利子が早めに来て待たせて居るかも知れないと
思い早めに来ていたので有る。

おおっ。未だ十五分も時間前だと言うのに、もう約束の場所に向かってゆっくり歩いてくる、
真理子の姿を確認した。ミントグリーンのオーバーコートを着込んでいた。

私は高校生時代に真利子にデートを申し込み、当日待ちくたびれた揚句、
すっぽかされた事があった。翌日学校で問い詰めると、女友達数名と映画を見に行って
私との約束は忘れていたと、しゃあしゃあと言ってろくに謝りもしなかった。

けっきょく其の事はうやむやのうちに葬られたが、私は其の悔しさを五十年持ち越していた。
五十年経過した現在、なんと其の真利子がデートの約束をして呉れたので有る。
年月が性格を多少丸くしたというより、二度にわたる離婚とそして生活苦がかっての
傲慢の角を折り、自尊心の鼻をへし折ったのかも知れない。

そして今日その約束した日で有る。
私は真利子がどれだけ、待たされる屈辱の思いに耐えられるかを観察する事にした。


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雪乃と真利子と言う女。其の七

雪乃と真利子7-1
『和室がいいんだが』
「七号室です」
真利子はフロントに背中を向けている。私はキーを受け取ると真利子の手を引いて、
ふかふかの絨毯の廊下を静かに歩いた。
「お部屋はラッキーセブンだったわね。あそこよ」
私より先に、真利子が部屋を見付けて呟いた。おやおやと思った。

七号室の扉を開くと、私は真利子を先に入れた、私が後ろ手でドアーノブを離すと
ガチャリと自動施錠の音がした。中には小さな玄関があり、
炬燵を中央に据えた和室が有った。其の続の間には男女が愛を育むダブルの豪華な
布団が敷かれているのだろう。

私はオーバーを脱いで乱暴に畳の上に放り出すと、真利子はまるで妻でも有るかの様に、
いそいそと私のオーバーを洋服掛けにキチンと掛けていた。
そして自分もオーバーを脱いで私のオーバーと一緒に並べて掛けた。
私は自宅に居るような気分に成って炬燵の電源を入れてどっかと座った。

「私こんな所に来る積りでデートの約束したのじゃないのよ。
 何処かの料理屋さんで海鮮料理でも食べながらゆっくり、
 話でもして見たいと思って来たのに、こんな所に連れ込んで
 ほんとに私をどうする積りなの」
『話をするためさ。でも表は寒いしこんな晩は、風呂にでも入って
 何か食べながらゆっくり話した方が良いと思ってね』

真利子は口では文句を言って居るが、身体はテキパキと動かして、
部屋に備え付けの茶道具を使ってお茶を入れている。
真利子は擬似夫婦を演じて居るように見えた。
『腹が減ったよね、何か食べようよ。君は何が良い』
「何でもいいわ」
私はテーブルの上に有ったメニューを眺めて、電話でフロントにチャーハンと餃子、
それにチャンポンを注文した。このラブホテルは近所の食堂と提携していて、
食事ができるのである。


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雪乃と真利子と言う女。其の八

雪乃と真利子8-1
「私は結婚は男女平等でなくちゃ成らないと思ってるの。
 でも実態はそうではないでしょう。結婚したら女はずっと男の奴隷よ」

戦後アメリカは民主主義とか自由主義という。麻薬を文部省を通じて振り撒いた。
確かに口当たりはよい。だが其のお陰で日本は独自の道徳観とか文化面での
良いものまで失った。離婚は増え、人の命を軽んじ、年寄りに冷たく、自己中心の
人間ばかりが増えた。

『僕はそうは思わないよ。君はクリスチャンなら聖書は僕以上に詳しいと思うけど、
 こんな僕も若い頃には、恋に悩み、人生の矛盾に悩み、
 学生運動にものめり込んだんだ、元々仏教徒の家に生まれた僕だけど、
 聖書を読み漁り、教会を訪ねて説法を聞き、禅寺で座禅を組んだり、 
 親鸞聖人の御文書を読み漁ったものだよ』
真利子は興味有りげに身を乗り出して話しに耳を傾けた。

『そして得た結論は、男も女もその違いを有りのままに認め合い、
 敬い愛しみ合う事だと言う事だよ。オスはメスと子を守る為に外敵と戦い、
 メスはオスの子種を受入れて子孫を産み育てる。これは人間のみならず、
 万物に与えられた生命の根幹に根付くもので、其処には歴然としたオスとメスの
 違いが有るのだよ聖書にもちゃんと書いて有るよ、女の上に男が有るのだと・・・』
「そんなこと聖書に書いて有るかしら」

真利子の顔に動揺が走った。
『君にこんな事を言うのは釈迦に説法かも知れないが、
 コリント前書の十一章に有るよ。
 <すべて男のかしらはキリストであり、 女のかしらは男であり、
 キリストのかしらは神である。 女は男の栄光である。
 なぜなら男が女から出たのではなく、女が男から出たのだからである>・・・』

真利子は思い掛けない聖書の聖句を聞かされて、尊敬の眼差しに変った。


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雪乃と真利子と言う女。其の九

雪乃と真利子9-1
私は浴槽の暖かい湯に入りながら、満足感に浸っていた。高校生の時から憧れていた
真利子が私の聖書知識を応用した口説きに負けて身体を開く決心をしたのである。
人生、何が役に立つか分からぬものである。

突然ドアが開いた。
「私も寒く成って来たわ。もう一度暖まりたいの。一緒に入っていい」
なんと真利子が浴槽に入ってきたのである。
『ああ、いいよ』
私は大歓迎である。女は一度男に裸を見せてしまうと途端に大胆に成るものだ。
前を隠そうともせず浴槽の縁を跨いだ。黒い陰毛の中に赤い割れ目が見えた。

二人で浴槽に浸かったので湯がどっとこぼれる。細長い浴槽に向き合う形で入る。
意外に胸が豊である。子供を生んで居ないので形崩れがしていないのだ。
感受性の強い我が息子は早くも固く勃起している。

「私、こんなつもりじゃなかったのよ」
真利子はいたずらぽい目付きで私に言った。
『僕もこんなつもりじゃなかったんだよ。でも息子の方がほれこのとおり』
私は股間を指さした。
「まあ、元気だ事」
真利子は足先で私の太腿を蹴った。
『こっちにおいで。そして僕の膝に座ってごらん』
「ええっ。お風呂の中でするの?」
『そうだよ。聖書にあるように女性は男性を立てなきゃならないんだよ』
「もうあなたは勝手に立てているじゃないの」
『そうじゃなくて、女性は女性自身の本質に従う時に、その栄光を現せるのだよ。
 女性が天国に昇るか昇らないかは地上に居る時に夫に仕えきったかが問題だよ。
 男に女として仕える事が神に仕えることなんだよ。
 女は男の性欲に柔順に従う義務があるんだよ』

私は真利子の手を取った。


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雪乃と真利子と言う女。其の十

雪乃と真利子10-1
新年に成って真利子も色々なセックスパターンに馴染んで来た所で、愈々アナルを
調教する事にした。少し無理したと見えて真利子は数日の間ガニ股になり、掃除婦仲間に
「お楽しみのようね」と冷かされたという。でも其の事を嬉しそうに私に語るところを見ると、
私のどんな要求にも従順に従う性の奴隷に確実に変貌している何よりの証拠であった。

その後谷川酒造に行き、谷川夫人のアナルを責めた。
私はアナルのダブルヘッダーだなと苦笑した。

真利子のセックステクニックは、逢う度事にグングン上達して行った。
でも私も歳だから疲れるのだ、パータンは真利子が上に成る体位が多かった。

薄い粗末な布団の上で時雨茶臼でペニスを嵌め込んだ真利子は、
私の腹の上で巧みに腰を使いながら、
「あなた、今度の金曜日も来てくれるんでしょう」と言った。
『それが都合悪いんだよ』

私は谷川夫人の相手もしなくては成らないので、
怱々真利子ばかりに関わっては居る訳には行かないのである。
「ああん、来て呉れないの。私、今発情期なのよ、こんな身体にしたのはあなたよ。
 ああ男がほしいなぁ」真利子はそう言って溜め息をついた。

それは確かにそうであった。ふと私はあるアイデアが浮んだ。
谷川を代役に使えないだろうか。男と言うものは永年見飽きた妻の肉体には
欲情しなくなっても、女が変れば案外ペニスが立つものである。

『真利子、谷川に抱かれてみないかい』
私は断られても元々だと思って提案してみた。
「ええっ、谷川くんと・・・」
『そうだよ。谷川酒造の会長だよ。社長職は若い奥さんに譲って毎日暇らしいよ』
「そうなの。でも私と関係したことが判れば奥さんとの仲が悪くなるんじゃない」
『それがとてもフランクな人間の出来た人で、亭主の浮気には寛容らしいよ』
「あっ判った。私の感だけど、谷川くんの奥さんはきっと誰かと浮気してると思うわ」

私は真利子の洞察力の鋭さに舌を巻いた。


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雪乃と真利子と言う女。其の十一

雪乃と真利子11-1
「長野さん、私この日を待ちわびて居ましたのよ」
『僕もだよ』
「うそばっかり。長野さんは外の女性ともお付き合いが有るんでしょう」
『如何してそんな事言うの』
「お正月に私の家で抱いてくれた時、私のと違う香水の匂いがしていたわよ」
『そりゃ初詣の雑踏の中で隣に居た知らない女性の移り香だよ』
私はなんとかその場は誤魔化した。

しかし、夫である谷川から糖尿病を理由に夫婦の交わりを絶たれて居る
谷川夫人としては、私と逢う瀬が唯一の性欲発散の場で有るだけに、
自分一人だけを愛してもらいたいという独占欲が沸いてくるのだろう。
その女性の執念は刑事コロンボの様にじわじわと捜査の網の目を張り巡らせて
居るのだった。

風呂から上がり、私は持参のカバンを枕元に置いてベッドに腰を掛けて煙草を吸う。

谷川夫人はバスタオルを身体に巻いたまま、ドレッサーの前で寝化粧をしている。
私はその姿を見ていて、ふと思いついた。
『今夜は何時もと違う楽しみ方をしようね』
「ええ、どんな事を教えて下さるの」
谷川夫人は髪を梳かしながら答えた。私は彼女を背後に近付きバスタオルを取り上げ
子供にオシッコをさせるような格好で抱き上げると、その姿をドレッサーに写した。

「ええ鏡に映しながら遣るんですか・・・恥ずかしいですよぅ・・・」
『そうだよ奥様はご自身のオマンコしげしげと見たこと有りますか』
「えぇ、そんな事は・・・アンダーヘアーの手入れをする時にお風呂場で時々見ます。
『其れは平常時ですよね、男のペニスを奥さんのオマンコが咥えて居る時とか、
 オマンコがパッカリ口を開けて愛液を滴らせている姿なんか、見た事無いですよね』
「そんな恥ずかしい事自分では見られませんよ」
『其れでは是から見せてあげますよ』
「えぇぇ嫌らしい・・・ですね、でも見てみたい気持も有るかな・・」

私はベットの側にある椅子を持ってきて、
『さあ此処に腰掛けてご覧、そして足をドレッサーのテーブルに載せるんですよ。
 ほら見てご覧なさい、奥様が足を開けばオマンコが丸写しですよ』
「いやー恥ずかしい・・・こんな事初めてです・・・」

私はカバンの中からロープを取り出した。
「ああっ、何をなさるんですか」
『奥様を縛るんですよ』
ドレッサの上に置いた足を思い切り開いた角度にして、其れ其れの足首を縛りつけた。
両手は椅子の背もたれを挟んで後ろ手に縛りつけた。
陰部のピンク色したイソギンチャクの様な肉の割れ目がバッチリ開いて居る。
「長野さん、こんな恥ずかしい格好させて、何をする気ですか」
『何をって、奥様を絶頂の世界に連れて行って遣るのですよ、
 セックスと言うのはね、只ペニスをオマンコに入れて、
 ウハウハ遣って射精するだけじゃないんですよ、
 それじゃ単なる動物の交尾と同じですよね』
私は更にカバンの中からバイブとローターを取り出した。


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ご挨拶

万屋 太郎

Author:万屋 太郎
2006年9月に初稿をUPしてから
早くも12年が経過いたしました。

生まれ育った横浜を離れて3年前の1月に、
静岡県伊東市に移住いたしました。
山あり、湖あり、海あり、の自然環境はバッグンです。
伊東には多くの文人が別荘を持ち、多くの作品を
手がけて居られるようです、私もあやかって、
この自然環境の中での創作活動が出来ればと思っております。

*このサイトは未成年にふさわしくない成人向け
(アダルト)のコンテンツが
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「ポルノ」のみを指しているのではなく、
社会通念上、
18歳未満の者が閲覧することが
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したがって、アダルトコンテンツを
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*投稿・御意見・苦情など、何なりとお寄せ下さい。
尚「相互リンク」を希望される方も、
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